海外旅行でスマートフォンを使う方法として、SIMカードの入れ替えやWi-Fiルーターの持ち歩きが不要なeSIMを選ぶ人が増えています。
TORA eSIMも海外で利用できるeSIMサービスの一つですが、「実際の評判はどう?」「どこの国の会社?」「料金や設定方法はわかりやすい?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、TORA eSIMの評判・口コミをはじめ、料金や対応国、使い方、メリット・デメリットを詳しく解説します。利用前に確認しておきたい注意点も紹介するので、海外旅行用のeSIMを検討している方は参考にしてください。
TORA eSIMはどこの国のサービス?
TORA eSIMは、東京都に本社を置く日本企業「株式会社食源」が運営するeSIMサービスです。
株式会社食源は2015年に設立され、TORA eSIMのほか、TORA SIMやTORA WiFiなど通信関連のサービスも展開しています。
また、公式サイトには会社名や所在地、代表者名に加えて、電気通信事業届出番号「A-06-21785」も掲載されています。
海外向けの通信サービスというと運営元が海外企業のケースもありますが、TORA eSIMは日本企業が運営しており、公式サイトでは日本語でサービス内容や利用方法を確認できます。旅行先で困った場合にはLINEによる日本語サポートも用意されています。
購入後は設定用のQRコードがメールで届き、日本国内で端末への設定を済ませておけば、渡航先に到着してから回線をオンにして利用を開始できます。
TORA eSIMの評判・口コミを調査
TORA eSIMを検討する際は、公式サイトの情報だけでなく、実際に海外で利用した方の声も気になるところです。
そこで、TORA eSIMを購入・利用した方の口コミを調査しました。通信状況や設定のしやすさ、料金に対する評価など、利用者がどのように感じているのかを詳しく見ていきます。
TORA eSIMの良い評判・口コミ
TORA eSIMの良い口コミでは、特に「設定のしやすさ」と「現地ですぐ通信できたこと」を評価する声が目立ちます。
楽天市場の購入者レビューでは、日本で事前に設定しておき、現地到着後に回線を切り替えるだけで問題なく利用できたという報告があります。また、購入後にQRコードが届き、eSIMを初めて利用する方でも設定できたという口コミも確認できます。
通信についても、都市部を中心に問題なく利用できたという評価があり、海外旅行中に地図アプリやメッセージ、Web検索などを利用したい方にとって使いやすいサービスといえます。
料金について「良心的だった」と評価する声もあり、ポケットWi-Fiを持ち歩きたくない方や、現地でSIMカードを購入する手間を省きたい方にも向いています。
TORA eSIMの悪い評判・口コミ
TORA eSIMには高評価の口コミが多い一方、通信環境について気になる声もあります。
実際のレビューでは、都市部では問題なく通信できたものの、地下鉄の駅間や地方、建物の中などでは電波が弱くなったという報告があります。また、利用する地域によっては通信速度が遅く感じられたケースも確認できました。
ただし、こうした通信状況はTORA eSIMだけに限らず、接続する現地通信会社の回線や利用場所、時間帯などにも左右されます。
旅行中に常に高速通信が必要な方は、購入前に渡航先の対応回線や利用エリアを確認しておくと安心です。
TORA eSIMのメリットとおすすめな人
海外旅行用の通信手段には、eSIMのほかにポケットWi-Fiや現地SIMなどがあります。TORA eSIMにはどのような特徴があるのか、利用方法や料金の仕組みを踏まえてメリットを確認していきましょう。
ポケットWi-Fiを持ち歩く必要がない
TORA eSIMはスマートフォン本体に通信プランを追加して利用するため、旅行中にポケットWi-Fiを持ち歩く必要がありません。
ポケットWi-Fiを利用する場合は、本体だけでなく充電器なども持ち歩くことになり、外出中はバッテリー残量にも気を配る必要があります。eSIMなら普段使っているスマートフォンだけで通信できるため、できるだけ荷物を増やしたくない海外旅行でも利用しやすいのがメリットです。
また、レンタルした端末を旅行後に返却する手間がない点も、eSIMならではの特徴です。
出発前にオンラインで準備できる
TORA eSIMはオンラインで購入し、送られてきたQRコードを利用してスマートフォンにeSIMを追加できます。
日本にいる間に購入と設定を済ませておけば、旅行先の空港や店舗でSIMカードを探す必要がありません。現地で店員とやり取りしながら契約する手間を省けるため、海外でのSIM購入に不安がある方にも使いやすい方法です。
ただし、eSIMを追加しただけでは通信を開始できないため、渡航先に到着したら利用する回線やデータローミングなどの設定を確認する必要があります。詳しい手順は後ほど紹介します。
データ量に合わせてプランを選べる
TORA eSIMでは、旅行中に必要なデータ量や滞在日数に合わせてプランを選択できます。
Web検索や地図、メッセージの送受信を中心に利用する場合と、動画視聴や仕事で大量の通信を行う場合では、必要なデータ容量が異なります。自分の使い方に合わせてプランを選べるため、必要以上に大容量のプランを購入することを避けやすくなります。
また、複数の国を旅行する場合に利用できる周遊向けのプランもあるため、旅行日程に合わせて選択肢を比較するとよいでしょう。
TORA eSIMが向いている人
TORA eSIMは、旅行中の荷物をできるだけ減らしたい方や、日本にいる間に通信環境を準備しておきたい方に向いています。
特に、現地の空港や店舗でSIMカードを購入することに不安がある方、ポケットWi-Fiの受け取りや返却を面倒に感じる方とは相性のよいサービスです。
一方で、eSIMを利用するには対応端末が必要で、購入後にはスマートフォン側で設定を行います。そのため、利用する端末がeSIMに対応しているかを事前に確認したうえで検討しましょう。
TORA eSIMのデメリットと注意点
TORA eSIMは手軽に利用できる一方、一般的なSIMカードやポケットWi-Fiとは利用方法が異なります。
購入してから「使えなかった」と困らないように、対応端末やキャンセル条件、利用時のルールなどを事前に確認しておきましょう。
eSIM対応端末か事前確認が必要
TORA eSIMを利用するには、eSIMに対応したスマートフォンが必要です。公式サイトでは、eSIM対応端末であることに加えて、SIMロックが解除されているか購入前に確認するよう案内されています。
端末がeSIMに対応していなかった場合や、SIMロックが解除されていなかったことを理由とする返金は受け付けていません。
機種名だけで判断せず、利用している端末の仕様やSIMロックの状態まで確認してから購入しましょう。
QRコード受信後はキャンセルできない
TORA eSIMでは、設定に使用するQRコードが添付されたメールを受信するまではキャンセルできますが、メールを受信した後は原則としてキャンセルできません。
旅行の日程変更や渡航先の変更など、購入者側の事情で利用しなくなった場合も注意が必要です。
渡航先や利用日数、必要なデータ容量などを確認してから注文し、購入するプランを間違えないようにしましょう。
eSIMを自己判断で削除しない
スマートフォンに追加したTORA eSIMで通信エラーなどが発生しても、eSIMのプロファイルを自己判断で削除しないよう注意が必要です。
公式サイトでは、一度削除したeSIMは再インストールできないと案内されており、利用規約では誤って削除した場合に再発行手続きが必要になることも記載されています。
接続できない場合は、eSIMを削除する前にTORA eSIMのカスタマーサポートへ問い合わせましょう。
利用期間やデータ容量は延長できない
TORA eSIMでは、購入したeSIMの利用日数やデータ容量を後から延長することはできません。旅行中に利用期間を延ばしたり、データ容量を追加したりしたい場合は、新しいeSIMを購入する必要があります。
また、公式サイトではQRコードを受信した日を含めて30日以内にアクティベートするよう案内されています。
長期間前に購入するのではなく、旅行日程を確認したうえで適切なタイミングで準備するとよいでしょう。
TORA eSIMの料金と対応国・プラン
TORA eSIMでは、渡航先や滞在日数、必要なデータ容量に応じて複数のプランから選択できます。
1か国だけで利用する場合と、複数の国を周遊する場合では選べるプランも異なります。旅行の日程やスマートフォンの使い方に合ったプランを確認していきましょう。
国別プランは渡航先ごとに料金が異なる
TORA eSIMの国別プランは、韓国や台湾、アメリカ、ヨーロッパ各国など、渡航先を指定して購入するタイプです。
料金は国・利用日数・データ容量によって異なります。たとえば韓国で5日間利用する場合は、次のようなプランが用意されています。
| データプラン | 5日間の料金 |
|---|---|
| 0.5GB/日 | 960円 |
| 3GB使い切り | 1,275円 |
| 1GB/日 | 1,350円 |
| 5GB使い切り | 1,755円 |
| 10GB使い切り | 2,925円 |
| 無制限 | 3,570円 |
料金や選べる容量は渡航先によって異なるため、購入時には公式サイトで旅行先と日数を指定して確認してください。
データ容量は使い方に合わせて選べる
TORA eSIMには、1日ごとに決まった容量を利用する「デイリープラン」、期間中に決められた容量を使う「使い切りプラン」、データ容量を気にせず利用できる「無制限プラン」などがあります。
地図やWeb検索、メッセージの送受信が中心なら小容量のプランでも足りる場合があります。一方、動画を見たりSNSへ写真や動画を投稿したりする機会が多い場合は、容量の大きなプランを選んでおくと使いやすいでしょう。
旅行日数だけでなく、現地でどの程度スマートフォンを使う予定なのかも考えてプランを選ぶことがポイントです。
複数国を回るなら周遊プランも選べる
1回の旅行で複数の国を訪れる場合は、複数国に対応した周遊プランも選択できます。
TORA eSIMでは、アメリカ・カナダ周遊や世界周遊などのプランが用意されており、対象国の範囲内であれば国境を越えるたびに新しいeSIMへ入れ替える必要がありません。
ヨーロッパ周遊や複数国を巡る長期旅行など、1つの国に滞在し続けない旅程では便利な選択肢です。ただし、周遊プランによって対象となる国や利用日数が異なるため、自分が訪れる国がすべて含まれているか購入前に確認しましょう。
TORA eSIMの使い方と設定手順
TORA eSIMは、購入後に届くQRコードを使ってスマートフォンへeSIMを追加します。
設定は「渡航前の初期設定」と「現地到着後の接続設定」に分かれているため、それぞれのタイミングで必要な操作を確認しておきましょう。

渡航先とプランを選んで購入する
まずはTORA eSIMの公式サイトで、旅行する国や地域を選択します。
渡航先に対応したプランの中から、利用日数や必要なデータ容量を確認して購入手続きを行いましょう。
購入前には、利用するスマートフォンがeSIMに対応しているか、SIMロックが解除されているかも確認しておく必要があります。
QRコードを読み込んで初期設定する
注文と支払いが完了すると、eSIM設定用のQRコードがメールで届きます。
Wi-Fiなど安定したインターネット環境に接続した状態で、スマートフォンの設定画面からeSIMを追加し、送られてきたQRコードを読み込みます。
iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」から設定できます。Androidは機種によって表示が異なりますが、「ネットワークとインターネット」などの項目からeSIMを追加します。
なお、QRコードは一度しか読み込めないため、設定後にeSIMを削除しないよう注意してください。
渡航先でTORA eSIMの回線をオンにする
日本で初期設定を済ませた場合は、渡航先に到着してからTORA eSIMの回線をオンにします。
あわせてTORA eSIM側の「データローミング」をオンにし、モバイルデータ通信に使用する回線としてTORA eSIMを選択します。
デュアルSIMで日本の主回線も残している場合は、意図しない海外ローミングによる料金発生を防ぐため、主回線のデータ通信設定にも注意しましょう。
設定後にインターネットへ接続できない場合は、端末を再起動し、回線やデータローミングの設定をもう一度確認してください。
TORA eSIMのよくある質問と回答
TORA eSIMを初めて利用する場合、対応端末や利用開始のタイミング、現地で接続できない場合の対処方法などが気になる方もいるでしょう。購入前に確認しておきたい疑問をまとめました。
- TORA eSIMはどのスマートフォンでも使えますか?
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すべてのスマートフォンで利用できるわけではありません。TORA eSIMを利用するには、eSIMに対応しており、SIMロックが解除されている端末が必要です。同じ機種でも購入した国や地域、キャリアによって仕様が異なる場合があるため、購入前にメーカーや契約中の通信会社で確認しておきましょう。
- テザリングは利用できますか?
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TORA eSIMではテザリングを利用できますが、購入するプランによっては利用できない場合があります。テザリング対応のスマートフォンであれば、パソコンやタブレットなどをスマートフォン経由でインターネットへ接続できます。複数の端末で利用する予定がある場合は、購入するプランの条件も確認しておきましょう。
- TORA eSIMはいつから利用開始になりますか?
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日本国内でeSIMをインストールしておき、渡航先に到着してからTORA eSIMの回線をオンにして利用を開始します。公式サイトでは、QRコードを受信した日を含めて30日以内にアクティベートするよう案内されています。旅行のかなり前ではなく、渡航日程に合わせて購入・設定すると管理しやすいでしょう。
- データ容量や利用日数を追加できますか?
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購入済みのTORA eSIMに、後からデータ容量や利用日数を追加して延長することはできません。旅行中に容量を使い切った場合や滞在期間が延びた場合は、新しいeSIMを購入する必要があります。必要な通信量が読みにくい場合は、旅行日数や使用目的も考えてプランを選びましょう。
- 現地でインターネットに繋がらない場合はどうしますか?
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まずはTORA eSIMの回線とデータローミングがオンになっているか確認し、必要に応じて端末の再起動などを試します。それでも接続できない場合は、eSIMを削除せずにTORA eSIMのカスタマーサポートへ問い合わせましょう。一度削除したeSIMは再インストールできないため、自己判断で削除しないことが大切です。
TORA eSIMの評判・特徴まとめ
TORA eSIMは、日本企業が運営する海外向けeSIMサービスで、渡航前にオンラインで購入・設定できるのが特徴です。実際の口コミでは、設定のしやすさや現地での通信について評価する声がある一方、場所や利用環境によって通信状況に差が出るケースも見られます。
料金は渡航先や日数、データ容量によって異なり、1か国向けだけでなく複数国を巡る旅行に対応した周遊プランも選択できます。
利用する際は、eSIM対応端末かどうか、SIMロックの状態、利用期間やキャンセル条件などを事前に確認しておくことが必要です。また、設定後のeSIMを自己判断で削除しないよう注意しましょう。
ポケットWi-Fiを持ち歩きたくない方や、日本にいる間に海外での通信環境を準備しておきたい方は、料金や対応国、必要なデータ容量を比較したうえで検討してみてください。